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● 22 「日本と欧米の食文化の違い」
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■ 食文化の変化 ■
人間は食文化の違いで腸の長さには違いがあります。
欧米人の小腸と大腸の合計は7mであるのに対して、日本人は9.2mもあるそうです。
それは昔から消化の遅い米を食べていた日本人は、十分に米の栄養を吸収する為にだんだん腸が長くなってきたそうなんです。
ところが、戦後から米中心(日本食)から肉中心(洋食)に片寄ってきてから異変が起こり始めました。
食物繊維の減少です。
以前、アメリカでは大腸がんで亡くなる人が非常に多く、大腸がんの徹底的な研究の結果、その原因が食生活にある事を突き止めたのです。すなわち、分厚いステーキだけを食べていたのではいけないという事なのです。
そこで当時大腸がんの発生が少なかった日本人の食物繊維の豊富な食事(日本食)が注目されたそうです。
食物繊維の重要性に気が付いたアメリカ人は、食生活にそれを取り入れ、大腸がんの発生をどんどん少なくして来たのです。
ところが、今の日本はどうでしょうか?
非常に残念ですが、アメリカ人が手本にした日本食から、大腸がんになり易い洋食へと変わりつつあります。時代の逆行ですね。
これからの日本人はどう変わっていくんでしょうか?
■ 食文化の違い ■
次に紹介するお話は、お互いの食文化による勘違いが、非常に怖い結果生んでしまったお話です。
第二次世界大戦時、日本には多くの欧米人が捕虜として収容されていました。終戦を迎え釈放された捕虜は、収容時の扱いについてつぎつぎと不満を述べたといいます。それは、「木の根・黒い紙・腐った豆を食べさせられた」ということでした。このようなことが「捕虜虐待」となり、敗戦後には多数の日本人が戦犯として処刑されたそうです。
この欧米人の捕虜が言った「食べさせられていたもの」とは何でしょう?
実は・・・木の根=ごぼう、黒い紙=のり、腐った豆=なっとうだったのです。
いくら食文化が違うとはいえ、戦犯として処刑されてしまうとは、戦争とは本当に恐ろしいものですね。 |
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